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職務経歴書の志望動機はどう書く?訪問看護向け上手なまとめ方や伝え方を徹底解説!|看護師・理学療法士・作業療法士

  • 執筆者の写真: 次郎 五反田
    次郎 五反田
  • 9月24日
  • 読了時間: 10分

更新日:10月23日


訪問看護は、病院とは異なる環境で看護を提供する専門性の高い仕事です。

同時に、利用者様一人ひとりの生活に深くかかわりながら、その人らしい暮らしをサポートするという、訪問看護ならではの魅力を感じられるやりがいのある仕事でもあります。


そんな訪問看護師の採用選考では、

「なぜ訪問看護を志望するのか」

「どんな思いで取り組もうとしているのか」

といった志望動機が重要視されます。


とはいえ、中には「志望動機をうまくまとめられない」と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。

そこで今回は、職務経歴書の志望動機をうまくまとめるコツや注意点について、詳しく解説していきます。



ラップトップで作業する女性





【訪問看護】志望動機を明確にしておくべき理由


訪問看護の面接において、志望動機を明確にしておくことはとても大切です。以下、その理由について詳しく見ていきましょう。


  • 意欲と熱意を伝えやすくなるから

    訪問看護は、利用者様の命にかかわる重要な業務を行うことになるため、責任感や覚悟が求められます。

    そのため、ただ「在宅医療に興味がある」程度の動機ではなく、

    ・なぜ在宅医療なのか ・なぜ病院ではないのか

    といった点まで深く掘り下げることが大切です。

    例えば、

    「利用者様一人ひとりに向き合った看護がしたい」

    「在宅でも安心して暮らせるような支援をしたい」

    といった具体的な想いを志望動機にまとめることで、意欲や熱意が伝わりやすくなります。



  • 面接官の印象に残りやすくなるから

    在宅医療が推進されている昨今では、訪問看護の仕事に注目が集まっており、新卒あるいは中途で挑戦する方が増加しています。

    希望するステーションで働くためには、面接官に対して自分をしっかりとアピールしなければなりません。

    志望動機がしっかりしていると、それだけで面接官の印象に残りやすくなるため、他の応募者と差別化を図りやすくなるのです。



  • 自分の強みを明確にできるから

    志望動機を整理することで、看護師としての強みや、その強みの生かし方を具体的にイメージできます。これは、面接だけでなく実際の業務でも大きな武器となります。

    また、強みが明確になれば、訪問看護師としてのキャリアパスや成長ビジョンも描きやすくなるため、長期的なモチベーション維持にも繋がるでしょう。






訪問看護師向け|職務経歴書の志望動機を上手にまとめるためのステップ


訪問看護師として就職あるいは転職したいと考えている方の中には、「職務経歴書を作成しているけど、志望動機がうまくまとまらない」と悩んでいる方もいるはずです。


そんなときは、以下のステップに沿って思考を整理してみてください。


  1. 訪問看護に興味を持った理由を明確にする

    志望動機を考える上でまず重要なのが、なぜ訪問看護に興味を持ったのかを振り返ることです。

    「利用者様一人ひとりとじっくり向き合える仕事を探していた」「在宅療養を支える看護の形に魅力を感じた」など、自分の気持ちや価値観に根ざした理由を具体的に言語化しましょう。


    学生時代の実習経験や家族の介護経験、病院勤務で感じた課題などがきっかけになっている場合は、その体験をエピソードとして盛り込むことをおすすめします。

  2. 応募先に魅力を感じた理由を言語化する

    次に、数ある訪問看護ステーションの中で、なぜその事業所を選んだのかを明確にしましょう。


    このときに、

    「多職種連携に力を入れている点に共感した」

    「在宅緩和ケアにも対応していることが魅力的だと思った」

    など、組織独自の取り組みや強みに注目することで、他の応募者と差別化を図りやすくなります。

  3. 自分の経験やスキルを生かし、どのように活躍できるかを考える

    最後に、これまでの経験やスキルを、訪問看護の現場でどのように生かせるかを言語化しましょう。


    このときは、

    「病棟勤務で急変対応経験があるため、緊急時でも冷静に対応できる」

    「認知症ケアに携わった経験があるため、イレギュラー対応には自信がある」

    といったように、実践的な内容に触れることで印象に残りやすくなります。


    未経験の場合は、継続的に学ぶ姿勢や利用者様との関係を築く力など、ポテンシャルをアピールするのがおすすめです。




訪問看護の志望動機を考えるときに意識すべきこと


訪問看護の志望動機を考える上で最も大切なのは、自分の言葉で想いを伝えることです。

よくある模範的な志望動機や、他人の発言をただ引用しただけの内容では、面接官に本当の意味での熱意は伝わりません。


訪問看護は、利用者様一人ひとりと向き合う仕事であり、個人の価値観や姿勢が強く問われる分野です。だからこそ、自分がなぜこの仕事を選んだのか、どのように利用者様と接していきたいのかを等身大の言葉で語りましょう。



木の机の上にあるノートとペン



訪問看護の志望動機を書くときのコツ


志望動機は、選考に大きな影響を与える重要なポイントです。特に訪問看護は病棟勤務とは異なる環境での業務が多いため、なぜこの分野を選んだのか、どんな看護師を目指しているのかを具体的に伝えなければなりません。

ここでは、訪問看護の志望動機をわかりやすくまとめるコツを4つ紹介します。



  • これまでの経験やスキルをアピールする

    需要が拡大している訪問看護においては、即戦力となる人材が求められています。

    そのため、これまでの経験やスキルを盛り込み、そのステーションにとって重要な存在であることをアピールしましょう。

    このときに、ただ経験やスキルを伝えるのではなく、エピソードを交えることで説得力が増します。


  • 結論を先に述べる

    志望動機を書くときは、結論を先に述べましょう。

    「訪問看護を志望した理由は○○です。理由は~」

    「私の強みは○○です。理由は~」

    というように、最初に結論を持ってくることで内容が伝わりやすくなります。


  • 訪問看護師になったあとのビジョンや目標を伝える

    「どんな訪問看護師になりたいか」という将来的なビジョンやキャリアの目標を伝えることも、志望動機に深みを持たせるポイントです。


    例えば、

    「ACP(人生会議)に対応できる看護師を目指したい」

    「地域に根ざした包括的ケアを実践したい」

    といった具体的な方向性があると、より本気度が伝わりやすくなります。



  • エピソードを交えて具体的に書く

    志望動機に具体性を持たせるためには、自身の体験や印象的だった出来事を交えることが大切です。

    例えば、

    「入院中の患者さんが退院後に不安を抱えていた姿を見て、在宅支援の重要性を感じた」

    など、リアルなエピソードを盛り込むことで、読み手の共感を得やすくなります。





訪問看護の志望動機で注意すべきこと


訪問看護の志望動機を書くときは、以下の点に注意が必要です。

・「なんとなく」は絶対NG

・「学びたい」だけでは不十分

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。



  • 「なんとなく」は絶対NG

    志望動機を考えるときは、抽象的あるいは曖昧な表現を避けることが大切です。

    このような表現は、訪問看護の大変さや責任を理解していない印象を与えるだけでなく「長く続かなそう」と判断される原因にもなります。

    自分の想いや価値を感じ取ってもらえるように、志望動機はできる限り具体的に書くようにしましょう。


  • 「学びたい」だけでは不十分

    訪問看護について学びたいという意欲は、選考担当者の心を動かす1つの要因となります。

    しかし、学びたいというだけでは不十分です。

    選考担当者は「何を学んで、どのように貢献してくれるのか」といった点を重視しています。


    未経験から訪問看護に挑戦する場合は、

    「訪問看護の経験はまだないが、○○の経験を生かして、○○に取り組みたい」

    など、今の自分にできることを明確に伝えましょう。






訪問看護の面接で志望動機をわかりやすく伝えるためのポイント


訪問看護の面接では、志望動機が選考の重要な判断材料となります。

特に在宅医療の現場では、利用者様との信頼関係が重要になるため、

「なぜこの仕事に就きたいのか」

「なぜこの事業所を選んだのか」

を明確に伝えることが大切です。


ただし、難しい言葉を並べる必要は一切ありません。大切なのは、自分の言葉で熱意や想いを表現することです。

ここからは、訪問看護の志望動機を上手に伝えるポイントを紹介していきます。


面接中に書類を確認する男性の手元と女性がメモをとる様子


  • 応募先の特徴や理念を踏まえながら伝える

    訪問看護ステーションによって、対象となる利用者の傾向や提供するサービス内容が異なります。

    面接で志望動機を伝える際は、応募先の特徴や理念に自分の考えを絡めて話すことが大切です。


    例えば、

    「地域密着型のケアに共感しました」

    「緩和ケアに力を入れている点に惹かれました」

    など、応募先の特徴をよく理解した上で志望動機を説明することで、意欲や想いが伝わりやすくなります。


  • 専門用語を使う必要はない

    訪問看護に限らず、就職や転職の面接ではどうしても小難しい言葉を使ってしまいがちです。

    しかし、訪問看護の現場では、利用者様と円滑なコミュニケーションが求められるため、面接でも自分の言葉でわかりやすく伝えることが求められます。

    シンプルでわかりやすい表現でも想いはしっかり伝わりますので、気持ちに嘘をつかず、自分の言葉で伝えるようにしましょう。

  • 丸暗記する必要はない

    志望動機を丸暗記する必要は一切ありません。

    履歴書に書いた内容と文章が違っていても、内容に一貫性があればしっかりと伝わります。

    面接官はスムーズな説明よりも、考えや気持ちの中身に注目していますので、多少詰まってしまったとしても自分の言葉で伝えるようにしてください。





訪問看護師として働くなら「ビジナ」へ!


訪問看護師に興味を持っている方の中には、ステーション選びで悩んでしまっている方もいるでしょう。

たしかに、全国にはさまざまな訪問看護ステーションがあり、それぞれで特徴が異なるため、どうしても悩んでしまいますよね。


そんなときは、東京・札幌・大阪に拠点を構える「訪問看護のビジナ」をぜひチェックしてみてください。ビジナは、利用者様のさまざまな願いを実現すべく、24時間365日体制で訪問看護サービスを提供しています。


また、利用者様はもちろん、スタッフの成長と自己実現を支援するための取り組みも充実しているため、キャリアアップを目指している方にもおすすめです。

さらに、週4常勤や土日のみなど、多様な働き方に対応しており、

・兼業しながら

・通学しながら

・子育てしながら

など、個人のライフステージに合わせた働き方ができることも魅力の1つです。


ビジナには、みなし残業制度がなく、残業代は1分単位で支給しています。

オンコール出勤は定額支給に加えて、実働時間に基づいて正確にお支払いしていますので、安心して働けます。


その他、未経験からでも安心して経験を積めるよう、万全な教育体制を整備しているため、訪問看護師としてキャリアを構築していきたい方は、ぜひビジナの採用ページからご応募ください。







まとめ


訪問看護の志望動機を考えるときは、なぜ病院ではなく訪問看護なのか、なぜその事業所を選んだのかといった点を明確にすることが大切です。


「人の役に立ちたい」「スキルを学びたい」といった漠然としたな理由だけでなく、在宅医療の魅力やその事業所の理念に共感した背景、自分の経験と結び付けたストーリーなどを組み込むことで、より説得力が増します。

また、実際の面接では、専門用語を使ったり、一言一句暗記したりする必要はありませんので、自分の言葉で想いや熱意を伝えるようにしましょう。


訪問看護のビジナでは、利用者様に寄り添った丁寧なケアを提供できる訪問看護師を募集しています。ビジナでは、利用者様はもちろん、スタッフにも満足してもらえるような環境を用意していますので、少しでも興味がある方はぜひ採用ページをチェックしてみてください。



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